西山夏生

国立音楽大学音楽文化教育学科音楽教育専修卒業。指揮者/コレペティートルコース修了。在学中は国内外でのさまざまなフィールドワークを通して教育者としての視点を広めた。その間に合奏または合唱における指揮と教育との関連性に気が付き、教育者としてではなく、指揮者として自らの学んだことを活かせる方法がないかを模索するために、指揮の研究、実践に興味を持ち、現在はその立場での研鑽を積んでいる。同時にピアノ、声楽、ヴィオラ、サキソフォーン、打楽器を学ぶ。
指揮者/コレペティートルコース修了後、自身初の指揮リサイタルを開催し《ストラヴィンスキー/兵士の物語(組曲版)》を指揮。オペラシティコンポージアムにおけるアンサンブルモデルン・マスタークラス、国立音楽大学におけるイザベル・ムンドリーマスタークラスではその作品を指揮し、高い評価を得る。
特に現場に出て、実践的な学習に努め、福島チェンバーオーケストラ設立公演のアシスタント、NHK・FM「現代の音楽」における東京フィルハーモニー交響楽団の新作世界初演時のアシスタント、「東京シンフォニエッタ」の公演時のアシスタントをはじめとして、アシスタントコンダクターのキャリアを積んでいる。現在、国立音楽大学指揮コース助手。

ひとこと
『東京シンフォニエッタの演奏という貴重な一瞬に関わらせていただけることへの感謝を大切にしつつ、勉強してまいります。』