東京シンフォニエッタがEric Montalbetti(モンタルベッティ)の音楽を取り上げるのは2回目である。作曲家としてのキャリアの短さから日本での知名度はまだ高くはないものの、現在ヨーロッパで重要な演奏団体、演奏家、音楽祭から多くの委嘱を受けており、その実績は確かなものとなってきている。 まだ知られていない作曲家を積極的に取り上げ紹介していくのが東京シンフォニエッタとして任務でもあり、そして何より、交流をもった際の作曲家自身のシャイな雰囲気とは異なり、大胆な表現が随所に散りばめられた独創性に溢れる楽譜に感銘を受け、日本では唯一当団が取り上げることを決めた。 本公演は、ジュネーブの現代音楽演奏団体「レマニック」との共同委嘱作品の日本初演だが、現代絵画への興味から霊感を受けた大作であるモンタルベッティの最新作と、当団が日本初演した作品を並置する事により、この特異な作曲家の音楽を楽しみたい

Eric Montalbetti

フランス生まれの作曲家。11歳で作曲を始め、ピアノ、オルガンを学ぶ。 コレージュ・ド・フランス、IRCAM、パリ音楽院にて作曲を学ぶ。フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団芸術監督を1996年から2014年まで務めた。2015年、初のオーケストラ作品<愉快に生きるための地上の広大なる空間>が板倉康明指揮/東京シンフォニエッタにより日本初演。作品はデュラン社より出版され、テディ・パパヴラミやフランソワ=フレデリック・ギイらにより演奏、録音されている。(画像:個人HPより)

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CAST

| 出演メンバー |

EXTRA MUSICIAN

| 助演 |

フルート

石田彩子

ファゴット

渡邊愛梨

チェロ

西谷牧人

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| 協賛スポンサー |

主催:
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助成:
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