2023年に杭州音楽院で開催される「杭州現代音楽祭」に招聘されたがスケジュールの問題で本年度に延期された。満を持して今回の参加となるが、海外の同種アンサンブルも招聘されているので、それらとTSの比較、また海外からの作曲家に対して私たちの演奏を披露するまたとない機会となっている。一公演目は音楽祭ディレクター温徳清教授の選曲によるもので、Haas、Lerouxの作品を演奏する。二公演目は私たちからの要望を受け入れてもらって、TSとの関係が深かった西村朗メモリアルコンサートとして全て西村作品による公演となる。また音楽監督は最終日に行われる作曲コンクールの審査員も海外の作曲家と共に務め、今後のTSのレパートリー拡大の好機と捉えている。

Philippe Leroux

ブローニュ出身のフランス人作曲家。パリ国立高等音楽院卒業。在学中はIvo Malec、Claude BaLif、Pierre Schaeffer、Guy Reibelに師事。管弦楽曲、交響曲、歌曲、エレクトロニクスを含むもの等合わせて約80作品ある。アルセナル・ド・メス、ロレーヌ国立管弦楽団の座付き作曲家の他、モントリオール大学の客員教授、マギル大学シューリック音楽学校の教授を務める。(画像:出版社HPより)

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Georg Friedrich Haas

グラーツ出身のオーストリア人作曲家。リューベック音楽院にて作曲、ピアノ、音楽教育を学ぶ。1978年より同音楽院で対位法、現代作曲法、分析等の教員を努める。その後、ウィーン音楽大学でFriedrich Cerhaに師事。2005年から2013年までスイスのバーゼル市音楽アカデミーの教授を務める。(画像:出版社HPより)

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