第51回レコード・アカデミー賞「現代曲部門」受賞

- 2013.08.25 -

東京シンフォニエッタ プレイズ 西村 朗 第2集/天女散花【西村 朗 作品集 16】が、第51回レコード・アカデミー賞「現代曲部門」を受賞しました。

第1弾『虹の体』に続く、板倉康明指揮東京シンフォニエッタによる西村朗作品集の第2弾。表題作『天女散花』は、2012年の東京シンフォニエッタ委嘱作品。中国の京劇にインスパイアされたギター協奏曲で、作曲家・西村朗から亡母への追悼と感謝の思いが託されています。作品を献呈された名ギタリスト鈴木大介が入魂の表現、ピアノ独奏者(藤原亜美)を伴う「星の鏡」「ヴィシュヌの臍」では洗練された感性によるみずみずしい演奏が収録されたレコードです。西村朗の1990年代以降のヘテロフォニー書法による一連の作曲の起点となった「光の蜜」も収められています。